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つくば・吾妻中 森の大切さ学ぶ 枝打ちや間伐作業体験

慣れない林業作業に汗を流す生徒=石岡市小幡
慣れない林業作業に汗を流す生徒=石岡市小幡


つくば市立吾妻中(黒澤明良校長)の2年生109人が、石岡市小幡の国有林で、専用ののこぎりを使った本格的な林業の作業を体験した。働く意義を学ぶ職業体験の一環で、生徒たちは枝打ちや間伐の慣れない作業に辛抱強く取り組んだ。

県が森林湖沼環境税を活用して小中学生を対象に行う森林・林業体験事業。森の働きや森を守り育てることの大切さを学んでもらうことが狙い。

県県南農林事務所や茨城森林管理署の職員らが講師となって、森林での安全確保やのこぎりの使い方を指導。樹木の枝を切り落とす枝打ちや木々が枝葉を広げられるように一部の木を伐採する作業に汗を流した。

最初は戸惑っていた生徒も次第に夢中になって作業した。永戸亮多さん(14)は「皆で協力して木を切った時に達成感があった」、小野澤優奈さん(14)は「林業の仕事のつらさや楽しさが分かった」と話した。(飯田勉)

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