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階段や芝生、本格コース 城里 自転車レースに218人

起伏のある未舗装コースを自転車で駆け抜ける選手たち=ふれあいの里、撮影・今井俊太郎
起伏のある未舗装コースを自転車で駆け抜ける選手たち=ふれあいの里、撮影・今井俊太郎


自転車のオフロードレース「茨城シクロクロス」(シクロクロス茨城主催)が24日、城里町上入野の町営キャンプ場「ふれあいの里」で行われた。県内外から218人がエントリーして、舗装路や階段、芝生と変化に富んだ本格的コースに挑んだ。

県南地域で実施していた大会を今回初めて県央地域で開催。自転車競技の普及と、競技者のレベルアップを目的に国際的な選手育成を目指したコース作りに取り組んだ。

参加者は年齢や競技時間別に、1周約2・5キロのコースを制限時間内に何周できるかを競った。雪でぬかるんだ急勾配のコースで転倒したり、自転車を担いで上る95段の階段では誰もが息が上がっていた。

東京から参加した小学4年生、高橋翔君(10)は「優勝できてうれしい。次の大会でも頑張りたい」と笑顔。日立市の会社員、大熊悠一さん(30)は「テクニカルで雪もあってハードなコースだったが楽しめた」と話した。

同大会は3月27日には同町の旧七会中学校で開催を予定している。(飯田勉)

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