試合前、スタジアム巡り 集客へJ2水戸 推進協が支援事業
サッカーJ2水戸ホーリーホックを支援する「ホームタウン推進協議会」(会長・高橋靖水戸市長)の総会が2日、水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で開かれ、試合前の選手のウオーミングアップ風景などを見学できる「観戦バックヤードツアー」を中心とした、ホームゲーム集客支援事業を柱とする総額237万円の2016年予算を決めた。
バックヤードツアーは、地域住民がスタジアムに足を運ぶ機会になればと、市内32学区の地区会加入者を対象に年に数回実施する予定。試合前に選手が使用する更衣室などを見学でき、試合を無料観戦できる。
同クラブは昨年、ホームゲームの観客数がクラブ史上最多の10万1132人を記録。総会のあいさつで水戸ホーリーホックの沼田邦郎社長は「1人でも多くの方々に来ていただきたい。開幕満員を目指したい」と力を込めた。
同協議会は水戸市など9市町村を中心に、約300の団体で構成される。