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テーブルマナー学ぶ 水戸、鉾田の保育園児が講習

講師からスープの食べ方を教わる串挽保育園児ら=水戸市千波町の水戸プラザホテル
講師からスープの食べ方を教わる串挽保育園児ら=水戸市千波町の水戸プラザホテル


鉾田市串挽の串挽保育園(山崎公蔵園長)の園児が12日、水戸市千波町の水戸プラザホテルでテーブルマナー講習を受けた。実際にナイフとフォークを使ってコース料理を食べ、みんなでおいしく食べるルールを学んだ。

参加したのは年長組の5歳児約30人。手洗いとうがいの後、緊張した表情でテーブルにつき、約1時間半かけて会食。「ごちそうさまの子はお皿の上にナイフとフォークをそろえて」などと教わった。

園児らは運ばれて来るオードブルやメーン料理に目を丸くしては、隣の子の様子を見ながら少しずつ切り分けて口に運んだ。おいしい料理に次第に緊張が緩み、最後のデザートを食べるころには「おなかいっぱい」と笑顔が広がっていた。

園児らはバスと電車を乗り継いで水戸市に来た。卒園を間近に控えた年長組の思い出づくりに同園が受講を申し込んだ。山崎園長は「フルコースを食べることがない年代。マナーがあるということを伝えたかった」と話した。

講師を務めた同ホテル料飲グループの市毛健治支配人は「食事は楽しいもの。最後に(園児が)楽しかったと言ってくれたので、それだけで大成功」と満足そうに話した。

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