次の記事:ハイエース大量窃盗 110台超、容疑で4人逮捕 被害1億円 茨城県警など合同捜査班 

海の生物、生態を紹介 県大洗水族館、茨城高・中生が発表

サメの水槽の前で発表する生徒たち=大洗町磯浜町
サメの水槽の前で発表する生徒たち=大洗町磯浜町


児童や幼児らに海の生き物について知ってもらおうと、茨城高校・中学校(大塚真澄校長)の生徒が14日、大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で館内の生き物を紹介した。生徒たちはパワーポイントなどを使って、マンボウやウミガメなどの生態をクイズ形式で発表した。

水族館と同校の連携授業「目指せ!生き物博士」の一環で、生徒たちの海の生物への理解を深め、教える能力を高める狙い。生徒たちは1班5、6人で構成する5班に分かれ、班ごとに好きな生物1種類を選択。同館の飼育職員へのインタビューなどを通じ、生物の生態や特徴を学んだ後、発表を行った。

この日は各班約10分間ずつ、選択した生き物の水槽前で発表を披露した。「トラフザメ」を選んだ班は、画用紙にサメの絵を描いて特徴を分かりやすく説明。同館から卵の殻を借り、集まった子どもたちに見せながら説明した。班のリーダーを務めた高校2年の今橋卓杜さん(17)は「なるべく分かりやすい言葉で話すように心掛けた。やりがいがあった」と話した。

発表を聞いたつくば市の今田瑛さん(6)は「いろいろ聞けて楽しかった」と笑顔を見せた。 (成田愛)



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース