水戸で就職ガイダンス 看護職の情報、学生ら収集
来春卒業予定の看護学生、再就職を目指す看護職有資格者らを対象に「県看護職就職ガイダンス」が21日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれ、参加した約110人が県内の32医療機関の採用担当者による説明に熱心に耳を傾けた。
ガイダンスは茨城新聞社が主催し、3部構成で行われた。第3部の合同説明会では、学生らが会場内に設けられた各医療機関のブースを回りながら情報を収集した。
各医療機関は育児休暇や福利厚生、院内の保育園整備など職場環境や勤務条件、待遇面をアピール。
国立病院機構水戸医療センター(茨城町)の竹内多真枝看護師長は「職場全員で支え合う教育プログラムなど、学生が不安に思っている点を分かりやすく伝えた」と話し、新たな人材確保に期待を込めた。
このほか、第1部は看護師国家試験対策セミナー、第2部は説明会に参加した医療機関によるプレゼンテーションが行われた。