渋滞緩和に期待 筑西幹線道路、2.4キロ区間開通
桜川市と古河市を結ぶ筑西幹線道路(約44キロ)のうち、県と筑西市が整備を進めてきた同市二木成-大塚の約2・4キロ区間が29日、開通した。区間内の小貝川に架かる「筑西大橋」沿いで開通式典が開かれ、橋本昌知事や須藤茂市長ら関係者らがテープカットや渡り初めを行って、地域の発展につながる道路の開通を祝った。
開通したのは県道筑西つくば線からJR下館駅南口につながる市道までを結ぶ区間。筑西大橋は県が、東西の道路は市が約7年間かけて整備した。開通により朝夕の市中心部の渋滞緩和や物流の効率化が期待されている。
式典には約200人が出席。橋本知事は「地域の発展、安心安全の確保、円滑な交通に大きな役割を果たすことを期待する」と祝辞。須藤市長は「この新線を契機に筑西市を住んでよかったと思うまちにしていきたい」と期待した。