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PR企画や商品開発 企業活性策、学生が報告 常陸太田

実践型インターンシップの活動報告会=常陸太田市山下町
実践型インターンシップの活動報告会=常陸太田市山下町


県北地域の企業の活性化に学生のアイデアを生かす「県北実践型インターンシップ」の活動報告会が、常陸太田市山下町の県常陸太田合同庁舎で開かれ、学生と受け入れ企業が取り組みの成果や課題を発表した。

インターンシップは県主催で今回で3回目。県内外の大学生5人が2〜3月までの約1カ月間、県北地域の5社で製品販売のPR企画や新商品開発などに励んできた。

報告会で、鵜の島温泉旅館から震災復興2周年イベントの企画を依頼された昭和女子大3年の中澤萌々子さんは、「交流」をテーマに据えた感謝祭の考案やチラシ作成などの活動を報告した上で、「人と人とのつながりを学んだ」「気持ちが前向きになった」などと成果を語った。

また、野菜を使ったレシピ開発やラジオ局のキャラクターデザインなど多彩な取り組みが報告され、学生や企業から「たくさんの人と関わり視野が広がった」「苦労もあったが1カ月で得たものが多かった」「今後の取り組みやPR活動に生かしたい」などの意見が出された。

このほか、過去2回のインターンシップに参加した企業の成果なども報告された。

(朝倉洋)

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