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日の出復興、住民に笑顔 潮来、出店やライブにぎわう

「なないろマルシェ」を楽しむ来場者たち=潮来市日の出
「なないろマルシェ」を楽しむ来場者たち=潮来市日の出


東日本大震災で大規模な液状化被害のあった潮来市日の出地区の自然食品店「くるむ」で23日、屋外イベント「なないろマルシェ」が開かれた。「日の出地区の“復活祭”に」と同店員らが企画したイベント。飲食店や雑貨店などのテントが立ち並び、ミニライブも行われ、多くの地元住民らの笑顔であふれた。


同地区では、液状化対策工事が3月に終了し、地盤強化へ地下水排出作業が始まった。茂木光恵実行委員長は「震災後、日の出は電柱も道路もぐちゃぐちゃになったが、復興工事で以前よりきれいになった。多くの人でにぎわうきっかけにと企画した」と話す。

会場では染め物のワークショップなどが行われたほか、茂木さんの友人で、歌手の故河島英五さんの次女の歌手、河島亜奈睦さんらのミニライブも開かれ、多くの親子連れらが楽しんだ。

子ども連れで訪れた日の出地区に住む女性(47)は「震災以降、日の出は暗かったが、今日はにぎやかでうれしい。今後もマルシェを続けてほしい」と話した。 (三次豪)



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