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卵の殻で絵の具作り 常陸太田 子どもたちが体験

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日本画の画材作りを体験するワークショップが10日、常陸太田市東一町の空き家を会場に開かれ、参加した子どもたちが卵の殻やにかわを使い、オリジナルの絵の具を作り上げた。

子どもたちは、鉱物を砕いて作る日本画の画材「岩絵具」の作り方を体験。サインペンなどで色を塗った卵の殻を粉状にすりつぶし、にかわを混ぜて絵の具を作ると、水に溶いてから筆などで自由に絵を描いた。

ピンク色の絵の具で、かわいらしい魚の絵を描いた生田目菜穂さん(11)は「すりつぶすのが難しかったけど、楽しかった」と話した。

ワークショップは、12日まで同所で開かれた日本画展「銷夏」に合わせて実施。同市出身で武蔵野美大の宮本苑佳さん(20)ら日本画を学ぶ大学生6人が、和紙や絹の布に描いた人物画や風景画など11作品を、和室の床の間や押し入れなどに展示している。 (長洲光司)



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