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児童、人工壁挑む 鉾田でクライミング

「夏休みクライミング体験教室」でボルダリングの壁に取り付く児童(手前)ら=鉾田市当間の鉾田総合公園体育館
「夏休みクライミング体験教室」でボルダリングの壁に取り付く児童(手前)ら=鉾田市当間の鉾田総合公園体育館


鉾田市当間の鉾田総合公園体育館で、「夏休みクライミング体験教室」があり、市内の小学生がロープを使わないボルダリングと、ロープを掛けながら登るリードの2種類の人工壁に登ってスポーツクライミングを楽しんだ。同市は2019年茨城国体の山岳競技会場。教室は競技普及や選手育成が狙い。市国体推進室が主催した。

教室は県山岳連盟が指導に当たり、7月24日〜8月12日までに5日間、午前と午後に分けて実施。親子で体験を含め、参加人数は延べ約170人。最終回の12日午後には14人が、人工壁のホールド(突起)に取り付き、汗を流した。最終日のため、複数回参加している児童もおり、参加者は互いに気心が知れた様子だった。

鉾田北小5年の高須愛椛(あいか)さん(10)は「難しい所もあるけどクリアできたときが楽しい」と笑顔。いとこで同、高須梢永(こずえ)さん(10)も「上まで登れたらうれしい」と話し、2人で「大会に出るので頑張りたい」と意気込んだ。

教室は今年で3年目。市内小学6年生全員を対象とした体験教室などの普及活動も進む。25日には県内小中高校生50人が参加する競技会「第2回ほこまるカップ」も予定。市の担当者は「国体だけでなく、正式種目となった東京五輪も見据えた活動になれば」と話している。



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