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例大祭、優雅に巫女舞 行方・化蘇沼稲荷、相撲も奉納

小学5、6年生の女児たちの優雅な巫女舞=行方市内宿
小学5、6年生の女児たちの優雅な巫女舞=行方市内宿


行方市内宿の化蘇沼(けそぬま)稲荷神社で25日、例大祭が開かれた。古くから行われている、地元の子どもたちによる巫女(みこ)舞、相撲の奉納など、多くの参拝客、見物人らでにぎわった。

同神社は1478年創建。「関取神社」とも呼ばれ、力士を田と畑に見立てて勝敗を競い、豊作を占ったのが起源とされている。

奉納相撲は、境内に設けた土俵で各地区対抗で実施した。子どもから大人まで、幅広い世代の力士たちによる気迫のこもった取り組みに「頑張れ」「いけ、いけ」など、見物人から多くの声援が送られていた。

拝殿で行われた巫女舞では、扇と鈴を手に地元の小学5、6年生の女児5人が、雅楽の響きとともに世の太平を願う「浦安の舞」を披露した。静かで優雅な舞を、見物人たちは身じろぎもせず見守っていた。

地元の和太鼓グループによる演奏披露や、演歌歌手によるステージなども行われた。

(三次豪)



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