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黄門マラソンにサイクルポリス 機動力生かし警備

「サイクルポリス」を務める篠原啓悟巡査長(左)と池野谷大地巡査=水戸署
「サイクルポリス」を務める篠原啓悟巡査長(左)と池野谷大地巡査=水戸署


水戸市内で30日に開かれる「水戸黄門漫遊マラソン」で、水戸署は県内で初めて、自転車で警備に当たる「サイクルポリス」を投入する。不審物・不審者の早期発見やランナーの応急救護など、自転車の機動力を生かした迅速な対応を図るのが狙いだ。

今大会のサイクルポリスは同署の交番などに勤務する20、30歳代の男性地域課員10人で編成。いずれも体力や運動神経を買われた若手で、メンバーを選出した同署の北原章禎地域課3課長は「(10人は)真面目で運動神経がいい。適任だと思っている」と太鼓判を押す。

10人は青いヘルメットと背中に「サイクルポリス水戸」とローマ字で書かれた黄色のベスト、ヘッドマイクを着用。当日はコース上の4〜5キロごとに1人配置され、レース状況に応じて担当エリアを巡回するなどして警備に当たる。

篠原啓悟巡査長(27)は「重要な仕事を任され光栄。緊張もあるが、ランナーが安心して走れるよう警備を万全にしたい」と意気込みを語り、池野谷大地巡査(21)は「ランナーが気持ちよく走れるようサポートしたい」と笑顔を見せた。同署の生井沢誠地域官は「日頃鍛えた体力や仕事で得た知識を生かして大会とランナーの安全を守ってくれることを期待している」と話した。 (松原芙美)

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