つくば霞ケ浦りんりんロード 土浦市内の接続点整備、開通祝いデモ走行
自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」の県道区間(桜川市-潮来市間約81キロ)の開通記念式典が25日、土浦市の川口運動公園陸上競技場で行われた。県と沿線関係7市が主催し、参加者がデモンストレーション走行して開通を祝った。
同自転車道は「つくばりんりんロード」(桜川市-土浦市)と「霞ケ浦自転車道」(土浦市-潮来市)を接続。両道の接続点となる土浦市内のロード整備がおおむね完了したことから式典開催となった。
主催者を代表し橋本昌知事は「自転車愛好者は全国で300万人。この自転車道は景色に優れ、これだけのものは関東近郊にはない。さまざまなイベントで集客し地域活性化につなげたい」とあいさつ。ゲスト参加した同市在住のリオ・パラリンピック自転車競技銀メダリスト、藤田征樹さんは「今回の整備でさらに幅広い年齢層の人たちが、そして障害者と健常者が一緒に楽しめる道ができた」と開通に期待を込めた。
テープカットの後、橋本知事や沿線市長・県議らはおそろいのユニホームで自転車にまたがり、同自転車道など約2キロをデモンストレーション走行。開通に花を添えた。 (藤崎和則)