本県を代表する土産品を選ぶ「茨城おみやげ大賞2016」の審査会が14日、水戸市泉町の京成百貨店で開かれ、最高金賞にプリンや干し芋など10品が選ばれた。外国人観光客を想定した部門では3品が選定された。

計148点が出品。インターネットや試食会での1次投票で選ばれた32品について、審査員7人が味やデザイン、パッケージなどを採点した。

同大賞は2013年に始まり、2回目。新たに設けた外国人OMIYAGE部門では、1次審査を通過した9品を採点した。

各地の土産品のアドバイスを手掛ける、審査委員長の白田典子さんは「差をつけるのが難しかった」と評価するとともに「見た目に茨城感のある商品が欲しかった」と講評した。

「冷やし焼き芋　プレミアム夢ごこち」で最高金賞の一品に選ばれた夢食六ファームほくほく(鉾田市)の広報担当、小沼広太さん(28)は「土産品で茨城の魅力をPRしたい」と受賞を喜んだ。(磯前有花)

このほかの入賞者は次の通り。(敬称略)

◇茨城の土産品部門　菊水食品「はこいり娘4姉妹セット」▽照沼勝一商店「ほしいも農家の白ぷりん」▽幸田商店「海風ほしいも」▽小美玉ふるさと食品公社「季節のドリンクヨーグルトセット」▽同「花貫フルーツほおずきアイスセット」▽鴨安商店「いわしさくらぼし」▽高橋肉店「茨城のおいしいお肉　常陸牛＆瑞穂のいも豚みそ漬セット」▽ふじ屋「和栗ぷりん」▽鳥末食品「肉ちりめん」

◇外国人OMIYAGE部門　明利酒類「本格梅酒　梅香　百年梅酒」▽廣瀬商店「梅酒八代セット」▽農創「こめつぶぱんだの米みつ」