2017年1月25日(水)

笑って、踊って、40年 水戸の体操サークル

平均78歳 若返り効果や生きがいに

体操を楽しむメンバーたち=水戸市五軒町のみと文化交流プラザ
体操を楽しむメンバーたち=水戸市五軒町のみと文化交流プラザ

水戸市内の体操サークル「さわやか」はスタートから40年を迎えた現在も、精力的に活動を続けている。メンバーは全員女性。平均年齢78歳というが、毎週開かれる2時間の教室をはつらつと楽しんでいる。ストレッチや笑いヨガ、ダンスなどを組み合わせたプログラムで体を動かし、仲間たちと笑い合うことで、若返り効果や生きがいづくりにもつながっているようだ。

「体温1度上がって免疫力アップだね! これで100歳まで大丈夫だね!」

「売りたいぐらいあるぜい肉を使おう!」

同市五軒町1丁目のみと文化交流プラザの一室に「さわやか」主宰、佐藤美幸枝さん(81)=同市=の張りのある声が響く。毎週水曜日に活動し、18日の参加者は31人。冗談交じりの佐藤さんの指導にメンバーからは笑みがこぼれた。

40年前に市の健康診断に合わせて実施されていた体操指導が活動の前身。参加していた女性たちによって形を少しずつ変えながら、途切れることなく活動を続けた。当時は黒色のバレエシューズと紺色のレオタード、胸にゼッケンを着けたスタイルで室内を駆け回り、千波湖のジョギングや自然散策、「歩く会」など野外活動も多かったという。

現在は、佐藤さんが独自に組み立てたメニューを2時間こなす。アンチエイジングを意識し、笑いヨガなどを行う「ふれ愛タイム」、あおむけになって手足を動かすユニークな「ゴキブリ体操」などのストレッチ、ボサノバなどを踊る「ダンス」でそれぞれ体を動かした後は、車座になって感動したエピソードを披露したりメンバーの誕生日を祝ったり。腹式呼吸を意識し、ゆっくり無理なく進める。体操中でも言葉や歌などの発声を行い、楽しむことを忘れない。佐藤さんは「生活環境や抱えているストレスなどは、メンバーそれぞれ。参加して心を開いて帰ることを一番に考えている」と強調する。

現在のメンバーは水戸市在住者を中心に約50人。その多くが70〜80代の“さわやかギャル”たちだ。最高齢の島田稔子さん(89)=同市=は活動歴約20年。「生活の一部。水曜日は教室最優先で参加している」と話す。活動の成果か医師から「背筋と肺活量は40代」と太鼓判を押されたのだそう。

スタート当初からの40年選手も健在だ。上原ナカ子さん(88)=ひたちなか市=は「生きがい。何回体調を崩しても、サークルがあることで立ち上がれる」と力を込める。「一生懸命やると汗が出てくる。いまだに続けられるのは楽しいから」と生田目常子さん(88)=水戸市。高橋ときさん(88)=同=は「指導いただく先生の魅力もある。こんなに続けられるとは思わなかった」と話す。

今は40周年記念誌を制作中。2月には水戸市内で式典を開く予定だ。佐藤さんは今後について「大きいことは望まないが、これからも一緒に喜び合いながら、健康の役に立つ活動を続けたい」と話している。 (平野有紀)

体操サークル「さわやか」のメンバーたち
体操サークル「さわやか」のメンバーたち

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