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白煙上げ、SL重連疾走 真岡鉄道

力強く煙りを吐きながら走り抜ける真岡鉄道のSL重連運行=19日午前10時36分、筑西市菅谷、菊地克仁撮影
力強く煙りを吐きながら走り抜ける真岡鉄道のSL重連運行=19日午前10時36分、筑西市菅谷、菊地克仁撮影


筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道真岡線で19日、蒸気機関車(SL)を2両連結して運行する「SL重連運転」があり、珍しい光景を見ようと駅や沿線に多くの鉄道ファンが詰め掛けた。

真岡線では年末年始を除く土日祝日にSLが運行されていて、通常はSL1両に客車3両の4両編成。重連運転は冬季のSL運行PRと誘客が目的で、運行は2年ぶりとなった。

下り線(下館駅発茂木行き)は、C11と客車の間にC12が連結される形で運行。沿線では汽笛を高々と鳴らし、2本の煙突から蒸気や煙をたなびかせる姿を、待ち構えた写真愛好家たちがカメラに収めていた。

親子3人で下館駅から乗車したつくば市研究学園、遠田美帆さん(32)は「予想以上に迫力がある。来て良かった」と笑顔。東京都昭島市、中村重彦さん(47)、勇太さん(16)親子も「やっぱり迫力がある」と、重連の魅力を満喫した様子だった。 (溝口正則)



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