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神栖署が4月開署 県内28番目 

新設された神栖警察署の留置場=神栖市木崎
新設された神栖警察署の留置場=神栖市木崎


県警は16日、4月1日に開署する神栖警察署(神栖市木崎)の報道関係者向けの内覧会を開いた。県内の警察署新設は、2005年開署の牛久署以来で、28番目の警察署となる。

神栖署は、神栖中央公園の一画に整備。15年6月に着工し、車庫棟を含め今年3月までに完成した。県警によると、敷地面積は約1万平方メートルで、県内28署で最も大きい。庁舎は、鉄骨鉄筋コンクリート5階建て(延べ床面積約4千平方メートル)。東日本大震災を受け、海抜6・5メートルの高さと、建築基準の約1・5倍の耐震強度を確保した。万一の浸水に備え、発電機を屋上に設置するなど、災害に強い庁舎としたのが特徴。

署員約140人体制で、人口約9万5千人の神栖市を管轄地域とする。同市はこれまで、鹿嶋署(鹿嶋市宮中)の管轄だった。

浅野芳徳神栖署開設準備室長は「犯罪や交通事故の未然防止に取り組み、事件事故の発生時は迅速に対応し、市民の平穏な生活を守っていきたい」と話した。 同署は4月3日から窓口業務を始める。



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