茨城大生、画廊で演奏 水戸 クラシックや童謡6曲
茨城大教育学部で音楽を学ぶ学生ら有志5人によるコンサート「つかの間の休日」が1日、水戸市南町3丁目のギャラリー「誉(よ)りみち」で開かれた。クラシックの名曲や童謡が奏でられると、会場に詰め掛けた家族連れらから惜しみない拍手が送られた。
コンサートを企画したのは同大と同大大学院で音楽教育を学ぶ斉藤美起(みき)さん(23)、北島勇人(はやと)さん(21)、小沼(こぬま)竜之さん(19)、山田紀緒(きお)さん(21)、松下恵さん(21)の5人。
歌曲やアルトサックスのソロ、ピアノの連弾など多彩な演目で、音楽教師を目指す学生らしくリコーダーによる演奏も。プロコフィエフ「ピアノソナタ第6番」や童謡などの春メドレーなど6曲を披露した。かしこまらず楽しい雰囲気の演奏会に、会場からはアンコールの声が沸いた。
5人を代表し、斉藤さんは「お客さまからうれしい言葉を頂きやってよかった。小学校など子どもたちにも楽しんでもらえる場もつくれれば」と話した。 (根本樹郎)