2017年5月18日(木)

車椅子でバス「大変」 茨城大生が介助体験

車椅子でバスの乗降体験する学生たち=水戸市文京
車椅子でバスの乗降体験する学生たち=水戸市文京

高齢者や障害者と共に生きる社会を目指そうと、公共交通などを利用したバリアフリー教室が17日、水戸市文京2丁目の茨城大で開かれ、学生たちが車椅子を使ったバスやタクシーの介助体験や高齢者疑似体験などに取り組んだ。

同教室は、国土交通省関東運輸局茨城運輸支局が県バス協会、県ハイヤー・タクシー協会などと協力し、同大非常勤講師の有賀絵理さんが担当する授業で毎年行っている。

学生たちは車椅子で介助する側とされる側に分かれ、ノンステップバスとワンステップバス、リフト付きタクシーの乗降体験に挑戦。人文社会科学部1年の木津桃花さん(18)は「車椅子でバスを乗り降りする大変さや介助の大切さを知った」と実感し、「車椅子の人を見掛けたら進んで手伝いたい」と話した。

また、学生たちは手足のおもりやヘッドホン、特種眼鏡などを身に着けて、高齢者が抱える身体的不自由さを体験。工学部1年の長久保航輔さん(18)は「今までにない怖さを感じた。この体験を日常生活で生かせるよう心掛けたい」と述べた。

同支局の担当者は「制度やハード面の整備だけでなく、『心のバリアフリー』がそろって本当の意味でのバリアフリーが実現される」と話した。 (朝倉洋)

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