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牛久沼の活用へ一丸 龍ケ崎で周辺6首長が初会合

牛久沼の活用に向け集まった周辺6市町の首長=龍ケ崎市役所
牛久沼の活用に向け集まった周辺6市町の首長=龍ケ崎市役所


龍ケ崎市北西部に位置する牛久沼周辺6市町の首長が集まり、その活用策を探る初めての会議が6日、龍ケ崎市役所で開かれた。会議に出席した首長は「牛久沼は地域の貴重な資源。皆さんと協力して活用していきたい」と前向きに意見交換。牛久沼地域の魅力向上へ一丸となって取り組む姿勢を示した。

会議に出席したのは、中山一生龍ケ崎市長▽藤井信吾取手市長▽根本洋治牛久市長▽五十嵐立青つくば市長▽片庭正雄つくばみらい市長▽雑賀正光河内町長。座長に中山市長が就いた。

会議で、五十嵐市長は「沼にある無人島でキャンプをしたり、湖面でウインドサーフィンができるのでは」とアウトドアスポットとしての活用策を挙げ、藤井市長も「遊覧ボートを浮かべてはどうか」と提案。中山市長は沼を1周するサイクリングロード実現に向け、「今後各自治体で協力して具体的なルートを決めていければ」と展望した。

牛久沼は面積約3・5平方キロ、外周約25キロ。水辺にヨシが群生するなど豊かな自然が残る。水面と水辺は龍ケ崎市と河内町の区域で、水辺につながる土地は5市にまたがる。周囲には各自治体が整備した施設が点在するが、周囲を巡る散策路などはない。

会議は今後も継続的に開かれる予定。現地視察なども計画し、広域連携により牛久沼地域の活性化を探っていく。  (鹿嶋栄寿)



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