松山科学担当相 つくば視察 「地域革新の先進事例」
松山政司科学技術政策・宇宙政策担当相は30日、つくば市を訪れ、同市千現の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターなどを視察、最先端の研究開発の現場を確認した。松山氏が同市を訪れるのは大臣就任後初めて。
松山氏はJAXAで展示用のH2ロケットやスペースドーム内などを視察。人工衛星の役割とその成果やロケット開発の歴史を紹介する展示を見て、担当者の説明に耳を傾けた。
視察後、松山氏は「つくば市は地域イノベーションの先進事例であると改めて認識した。こういった事例を全国に広げていかなければ。国の政策として何ができるか、今からしっかり検討したい」などと話した。
松山氏は同日、同市役所で五十嵐立青市長と大学・研究機関の企業との連携などについて意見を交わしたほか、ロボットスーツ「HAL」を製造するサイバーダインなども視察した。
(鈴木里未)