2017年9月14日(木)

沖縄から農業視察団 鉾田・行方、実習生受け入れに関心

鉾田市の農業や外国人技能実習生(右)の受け入れ状況を視察する沖縄県伊江村の視察団=同市田崎
鉾田市の農業や外国人技能実習生(右)の受け入れ状況を視察する沖縄県伊江村の視察団=同市田崎

沖縄県伊江村(いえそん)の視察団が11日、鉾田市白塚のグリーンビジネス協同組合(塙長一郎理事長)を訪れ、市町村別の農業産出額全国2位の同市農業や外国人技能実習生の受け入れ状況を視察した。

同村は、沖縄本島の本部(もとぶ)半島から北西約9キロ。伊江島全体が同村で、人口約4600人。視察団によると、和牛の肥育や花卉(かき)、島ラッキョウの栽培などが盛んという。視察団は島袋秀幸村長と同村議会経済・公営企業常任委員会の村議ら8人。塙理事長は同市農業の概要のほか、実習生受け入れによる経済効果を説明。組合加盟農家50軒の経営状況を分析したデータを基に「(実習生の)1人当たりの生産高寄与額は年間888万円に上る。野菜とイモ類の生産額153億円の約3割は彼らによるもの」などと話した。実習生の定住に伴い、自治体には住民税、国民健康保険料の収入があるなど利点を説明するとともに、「実習生の犯罪発生率は日本人より低い。彼らのほとんどは真面目に働いている」と強調した。

視察団はその後、実習生を受け入れている同市内のサツマイモ農家、オオバを生産する行方市の農業生産法人のほ場を見学。視察団メンバーからは、実習生について「住む場所や食事は」「(日本人と)婚姻するケースはあるのか」などの質問が相次いだ。

視察に当たり、島袋村長は「農業でずっと村づくりをしているが、課題は労働力の確保。実習生の受け入れを通じて国際貢献できれば」と述べた。 (大平賢二)

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