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小池氏、安倍1強を批判 県内で演説、国民ファースト強調

応援演説する希望の党の小池百合子代表=17日午前10時18分、水戸市泉町、村田知宏撮影
応援演説する希望の党の小池百合子代表=17日午前10時18分、水戸市泉町、村田知宏撮影


希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は17日、水戸、つくば両市で街頭演説し、「安倍1強政治のおごりを何としても止める。この国をリセットして、しがらみのない政治で改革していく」と訴えた。

午前10時すぎ、水戸市泉町の百貨店前で、党のイメージカラーの緑色のレインコートを着た小池氏は約千人(主催者発表)の聴衆を前に「なぜ総選挙が始まったか、皆さん覚えてる?」と、臨時国会の冒頭解散に踏み切った安倍晋三首相を皮肉を交じえて批判。「説明がつかないことばかり。森友、加計学園問題一つとっても訳が分からないまま、政治不信だけが募っている」と強調した。

経済対策、税制改革、社会保障改革などの必要性に触れ、「しがらみがある政党には改革はできない」と指摘。「働く人、女性、シニアの目線に合わせ、政治家ファーストではない、国民ファーストの政治をつくる」とし、「今回の選挙を逆に改革のチャンスにしよう」と呼び掛けた。

安倍首相が打ち出す消費税増税分の使途見直しを「国会の中で議論すればいいこと」と切り捨て、「個人消費を冷え込ませる」と増税凍結を訴えた。

(朝倉洋)

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