宝塚歌劇団の舞台「ベルリン、わが愛」が都内で24日から公演される前に、水戸市出身で星組男役の七海ひろきさんが20日、県庁に大井川和彦知事を表敬訪問した。

2003年に入団し、今年1月には初めて単独主演も務めた。同作は第2次世界大戦前のベルリンを舞台に、映画作りに情熱を燃やす人々の心の葛藤や愛、友情を描いた作品。主人公の映画監督の才能を見いだし、見守るプロデューサー役を演じる。12月24日まで東京宝塚劇場で公演する。

大井川知事は「公演をぜひ成功させてほしい」とエール。七海さんは「映画の世界に自分たちの思いを乗せたい。清く、正しく、美しく、華やかな舞台をつくるので楽しんでほしい」と笑顔で話した。