提案7件に優秀・奨励賞 県教委「教職員アイデア五輪」

教職員から教育行政のアイデアを募る県教委の「教職員アイディアオリンピック」の受賞者が決まり、県庁で27日、表彰式が行われ、7件の提案に優秀賞と奨励賞が贈られた。
優秀賞に輝いた筑西市立大田小の田村俊之教頭は、全ての教職員がバーコードで手軽に勤務時間を記録・集計できるシステムを開発。田村教頭は「働き方改革が叫ばれる中、教職員の負担軽減や業務改善、校務の効率化に少しでも役立てば」と述べた。
奨励賞には、テレビ会議システムを活用した情報交換や授業配信、保幼小連携の取り組みなどが選ばれた。柴原宏一教育長は「素晴らしい提案ばかり。しっかりと教育施策に反映させたい」とたたえた。
提案制度は2009年度に始まり、本年度は計121件の応募があった。(朝倉洋)
奨励賞の受賞者は次の通り。(敬称略)
柳橋常喜(県教委高校教育改革推進室長)▽関勤(県立さしま少年自然の家所長)▽関田修二(神栖・深芝小教諭)▽野尻勝(八千代・川西小教頭)▽飯塚眞久(水戸・内原中教頭)▽池田貞治(水戸・柳河小教諭)