2018年5月3日(木)

ジオパーク、地図の旅 国内10カ所 地形、地質の魅力紹介

特殊眼鏡で立体視も つくば・国土地理院

特殊な眼鏡を掛けると立体的に見える地図=つくば市北郷
特殊な眼鏡を掛けると立体的に見える地図=つくば市北郷

筑波山地域をはじめ、日本全国のジオパークを紹介する企画展「地図で旅する日本のジオパーク」が、つくば市北郷の国土地理院「地図と測量の科学館」で開かれている。世界ジオパークにも認定された洞爺湖有珠山(北海道)など10カ所を挙げ、地形や地質の魅力を、さまざまな地図とともに伝えている。6月24日まで。


ジオパークは「大地の公園」を意味し、珍しい地質や地形を残す自然遺産が認定されている。国内では日本ジオパーク43カ所、うち8カ所はユネスコ世界ジオパークだ。

企画展では、各地のジオパークを地図や空中写真とともに紹介し、大地の神秘に迫れるようにした。筑波山地域ジオパーク(つくば市ほか5市)をはじめ、各地の特色のほか、地図提供元の同院ならではの多様な地図を並べた。商業地や林地などを色分けした土地利用図、山地や段丘などを記す土地条件図もある。

世界ジオパークになっている地域は、洞爺湖有珠山のほか、糸魚川(新潟県)▽山陰海岸(鳥取県ほか)▽室戸(高知県)▽島原半島(長崎県)▽阿蘇(熊本県)-を紹介。ほかに磐梯山(福島県)、立山黒部(富山県)、箱根(神奈川県)も取り上げた。

例えば磐梯山ジオパークの展示では、古期から近代までの火山噴火により、湖沼群や泥流丘ができたことが地質や地形から分かるように説明されている。

3次元の立体地図を見るコーナーもあり、特殊な眼鏡を掛けて、縦5メートル、横3メートルの筑波山地域ジオパークの地図の上に立つと、山や谷の凹凸が立体的に見える。日本火山地帯の精密な地形模型も7点展示されている。

同館では「多様な地図からジオパークの理解を深めてほしい」と話している。

入場無料。午前9時半〜午後4時半。月曜休館。同館(電)029(864)1872。  (綿引正雄)

全国・世界のニュース

2018 年
 7 月 19 日 (木)

メニュー
投稿・読者参加
サービス