太田さん「住民巻き込む」 フェンシング、国体リハ大会に意欲
日本フェンシング協会の会長で北京五輪銀メダリストの太田雄貴さんが21日、水戸市中央の市役所臨時庁舎に高橋靖市長を表敬訪問した。12月に同市で開かれる全日本選手権大会について「住民を巻き込み、満足度の高い仕組みを作りたい」と意欲を示した。
同市は茨城国体のフェンシング競技会場となっていることから、リハーサル大会として12月21〜23日に「全日本フェンシング選手権大会」が開かれる。昨年8月の会長就任以降、競技運営など改革に取り組む太田さんは「自分たちでしっかり収益を出す事業を増やすことが重要」と強調した。
その上で、茨城国体を含めた大会の集客に関し「勝ち負けだけでなく、周辺住民をどう巻き込むかが大切」とし、「(全日本選手権の)決勝の1試合くらいは体育館ではなく、まちなか施設で行うことも検討したい」と協力を要請した。
高橋市長は「フェンシング普及のお手伝いができれば」と回答。2019年4月に供用開始を予定している東町運動公園の新体育館に触れ、「県内で唯一のフェンシング練習拠点となる。国体後も継続して利活用してもらえるよう、考えていきたい」とした。(前島智仁)
同市は茨城国体のフェンシング競技会場となっていることから、リハーサル大会として12月21〜23日に「全日本フェンシング選手権大会」が開かれる。昨年8月の会長就任以降、競技運営など改革に取り組む太田さんは「自分たちでしっかり収益を出す事業を増やすことが重要」と強調した。
その上で、茨城国体を含めた大会の集客に関し「勝ち負けだけでなく、周辺住民をどう巻き込むかが大切」とし、「(全日本選手権の)決勝の1試合くらいは体育館ではなく、まちなか施設で行うことも検討したい」と協力を要請した。
高橋市長は「フェンシング普及のお手伝いができれば」と回答。2019年4月に供用開始を予定している東町運動公園の新体育館に触れ、「県内で唯一のフェンシング練習拠点となる。国体後も継続して利活用してもらえるよう、考えていきたい」とした。(前島智仁)