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サッカーW杯 ピロシキ食べ日本応援 鹿嶋、給食にロシア料理

給食に提供されたロシア料理のピロシキを頬張る児童=鹿嶋市中の市立中野西小
給食に提供されたロシア料理のピロシキを頬張る児童=鹿嶋市中の市立中野西小


サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会にちなみ、鹿嶋市の幼稚園と小中学校で14日、給食に開催地のロシア料理が提供された。同市を拠点にする鹿島アントラーズの昌子源、植田直通の2選手が日本代表として参加することから、市教委が大会に関心を持ってもらおうと企画。世界の食文化を児童に知ってもらう狙いもある。

同日の献立はパンと牛乳に、ロシア料理3品。ひき肉が入った揚げパンのピロシキと、ゆでたジャガイモとマヨネーズであえたオリビエサラダ、キャベツを使ったスープのシーが提供された。

同市中の市立中野西小(貴達泰文校長、児童数89人)では、1〜6年生の縦割り班で会食した。鹿島の2選手を紹介する写真などが貼られたランチルームでは、2班計30人が選手の活躍と日本代表の勝利を願って牛乳で乾杯。校内放送で選手入場曲などが流れる中、児童らはピロシキなどを頬張りながら、サッカーの話題で盛り上がった。

乾杯の音頭を取った6年、高木ゆのさん(11)は「スープのトマトがおいしかった。サッカーに興味はなかったけど、試合を見てみようかな」と話した。6年、幡井京弥君(11)は「(元鹿島の)大迫選手のシュートが見たい。日本代表には優勝してほしい」とエールを送った。

同市では世界的イベントがある際に開催地の料理を給食に提供する取り組みを行っている。2月の平昌冬季五輪の時は韓国料理を出した。W杯で日本の初戦がある19日にも特別な献立を用意している。 (藤崎徹)



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