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「レベッカ」ドラマー 小田原さん、守谷中で講演

生徒の質問に答える小田原豊さん(左)と草刈浩司さん=守谷市百合ケ丘
生徒の質問に答える小田原豊さん(左)と草刈浩司さん=守谷市百合ケ丘


代表曲「フレンズ」などで知られるロックバンド「レベッカ」のドラマー、小田原豊さん(55)が6月26日、守谷市百合ケ丘の市立守谷中(辺見芳宏校長)で夢をテーマに講演した。第一線で活躍するドラマーとして、好きなことを続ける大切さを語った。

小田原さんは埼玉県出身。1985年にレベッカにドラマーとして加入し、同年フレンズがヒット。近年は桑田佳祐さんや浜田省吾さんらのライブやレコーディングに参加したり、ソロとして作詞、作曲を手掛けたりしている。

講演会は、生徒の保護者が小田原さんと家族ぐるみの付き合いがあったことから実現。生徒のほか保護者約80人も駆け付けた。

小田原さんは、多くのアーティストのサポートを務めるギタリストの草刈浩司さん(43)と共に全校生徒の前に立ち、出演したテレビ番組の裏話や音楽を始めたきっかけなど、一問一答形式で質問に答えた。夢を実現するために、「やれると思うと絶対なれる。好きなことを一生懸命やってください」と呼び掛けた。

吹奏楽部とのセッションでは、フレンズも演奏。同部3年、山辺里紗さん(14)は「演奏がうまくて、演奏しているこちらも楽しくなれるようだった」と喜んだ。同部3年、松井颯音(はやと)君(14)は「夢を目指すことが大事と分かった」と感想を話した。

小田原さんは中学生と演奏するのは初めてといい、「ブラスバンドと溶け合うことができた。曲が演奏途中で合っていく感じがして感動した」と話していた。 (鈴木里未)



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