関鉄常総線 日ハム応援ビール列車 元プロら 選手や試合を解説
関東鉄道常総線の列車内で北海道日本ハムファイターズの試合を観戦する「ファイターズ応援 関鉄ビール列車」(関東鉄道主催)が7日、運行された。野球ファンら71人が乗り込み、元プロ野球選手の解説を聞きながら車内の大型テレビに声援を送った。
イベント列車は3両編成で、守谷-下館駅間を3時間かけて往復。アサヒスーパードライやおつまみを片手に千葉ロッテマリーンズ戦を観戦した。
日本ハムOBで野球解説者の稲田直人さん、スポーツコメンテーターの河田浩兒さんが車両を回り、選手の特徴や試合展開など細かく解説。試合には敗れたものの、笑いを交えて終始車内を盛り上げた。
イベント列車は日本ハムと、筑波大発のベンチャー企業「Waisports(ワイスポーツ)ジャパン」が共同で取り組む事業の一環。参加者には8月22日の日本ハム対福岡ソフトバンクホークス戦(東京ドーム)のペアチケットが贈られる。列車は8日も運行する。
日ハムファンで東京都北区の会社員、森沢政浩さん(48)は「普段分からないようなところまで解説してくれた。他のチームでやっても面白いと思う」と喜んでいた。(鈴木里未)