《2020年夏季茨城県高校野球大会》1回戦・県南ブロ(12日) 牛久栄進の4番・朝川、気合の一撃
2本の本塁打が牛久栄進に勝利をもたらした。
2点を追う五回裏1死二、三塁の好機が4番・朝川陽太(3年)に巡ってきた。前打席は満塁で凡退。「意地でも打つ」と気合が入っていた。甘く入った球を見逃さず振り抜くと、会心の一打は左翼席へ。「鳥肌が止まらなかった」と笑顔がはじけた。
追い付かれ同点で迎えた八回1死二塁では、2番・島田瑛斗(同)が打席に入った。「つなぐことを意識していた」と話したが、反射的に捉えた直球は「野球人生で一番よかった」という完璧な当たりで右翼席へ。瞬間的に本塁打を確信。2点を加え、チームを勝利に導いた。この日は母親の誕生日。「プレゼントができた」とはにかみ感謝を語った。
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