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《2020年夏季茨城県高校野球大会》1回戦・県西ブロ(12日) 水海道一 2番手勝又主将 制球定まり満足

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水海道一の勝又祐哉主将(3年)は、小学4年生で利き腕の右肘を故障し、左投げに転向した過去を持つ。この日は2番手で登板し、流れを変えられず敗れたが、「ストライク先行の投球ができた」と満足のいくできだった。

投手となったのは昨夏。右打者の外角に逃げていくシュート回転の直球を持ち味としたが、ストライクが取れずに試行錯誤を繰り返した。成長のきっかけは、コロナ禍での自粛期間中につかんだ。友人とのキャッチボールで、足を前に踏み込んで投げると制球が定まることを発見した。

主将として迎えた最後の夏、この日は2回を投げた。「3年間の集大成でコールド負けしたことは悔しいが、仲間と一緒にできてよかった」と目を赤らませた。

■水海道一・勝又祐哉主将(3年)

打線は浮足立ってボール球を見極められなかった。狙い球が絞れないまま試合が進んでしまった。



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