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《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・県北ブロ(12日) 那珂湊の黒沢V打、七回一挙6点

那珂湊-日立工 7回裏1死三塁、石津の右前適時打で、6点目のホームを踏む三走・黒沢=ひたちなか市民、及川隆史撮影
那珂湊-日立工 7回裏1死三塁、石津の右前適時打で、6点目のホームを踏む三走・黒沢=ひたちなか市民、及川隆史撮影


同点に追い付いた後の七回1死満塁、左打席に入った那珂湊の4番・黒沢皇誠(2年)は、自信に満ちあふれていた。1週間前に打撃フォームを改造し、苦手だった変化球は怖くない。絶好機で、集中力も高まっていた。「打てる気しかしない」。1ボールからの2球目、変化球を振り抜くと、打球は中堅手とフェンスの間に落ちた。

3点を先制されたが、「後半に絶対チャンスが来る」という田中優臣監督(45)の言葉を信じ、焦らず耐えて逆転機を待った。二、三回に、打ち急がず小技を駆使して1点ずつ返し、1点差とした。二回途中から登板した菊池隼斗(2年)は「後ろ(守備)がうまいので、信じて投げた」と打たせて取る投球でスコアボードにゼロを並べ続けた。

そして七回、待ち続けたチャンスが訪れた。しぶとくつないで1死満塁とすると、大貫大介(同)の左前適時打で追い付き、続く黒沢の3点三塁打で勝ち越した。捕手をこなす黒沢は「菊池がいい投球をしていたので、打撃のことだけ考えられた」と感謝した。

自分を信じ、互いを信じてたぐり寄せた勝利だった。田中監督は「それぞれがこつこつ頑張って、この試合に向けて一つになれた」と目を細めた。

■那珂湊・菊池隼斗投手(2年)

力を抜いてコントロール重視で投げた。シングル(ヒット)は気にせず、緩い球でフライを誘った。調子は良かった。



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