《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・県西ブロ 下妻一の主砲・山田好調 3安打2打点
下妻一は主砲の一振りで先制すると、好調の打線がつながって10得点。3安打2打点の山田啄也(3年)は「いつもよりバットが振れていたので、大量得点を取れた」と胸を張った。
大会前はマシンを使っての打撃練習に力を入れ、チーム全体で好調を維持している。この日は走者が出ても犠打をせず、積極的に振って14安打。四回に2点適時二塁打を放った斉藤成吾(2年)は、「状態のいいタイミングで大会を迎えられた。初戦だったので思い切りよく振って勢いを付けたかった」と言う。点差が開いてもベンチからは「1点ずつ取っていこう」という声が飛び、攻撃の手を緩めなかった。
計23選手を起用し、危なげなく3回戦に進出。高校通算13本塁打の山田は「どんな投手が相手でも初球から振りにいき、点を取れるようにしたい」と持ち味を発揮し、上位進出を狙う。