《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・県西ブロ【戦評】下館工 ― 総和工
【評】足で相手守備を揺さぶった総和工は6安打で8得点を稼ぎ、完勝した。一回に内野ゴロの間に先制点を挙げ、二回は中山の右犠飛で加点。五回は4四死球と敵失などから無安打で3点を奪った。永井、野口はテンポのいい投球で2失点に抑え、試合をつくった。
下館工は再三の好機をふいにした。特に終盤の3回は痛かった。守備は6失策と不安定だった。
■下館工・飯高大輔監督(32)
3年生は、6人という少ない人数でよく頑張ってくれた。甲子園が中止になるなどつらい経験をしたと思うが、最後に試合ができたことへの感謝の気持ちを忘れないでほしい。
■下館工・木本匠威左翼手(3年)
個人的には、守備でミスをしていたので、ホームランで取り返すことができてよかった。負傷した主将のためにも勝ちたかったが、自分たちのミスから相手に流れを持っていかれてしまった。