《2020年夏季茨城県高校野球大会》4回戦 鹿島学園・穂刈 気を吐く3安打
3年生全員が出場した鹿島学園は最後まで諦めることなく戦った。エースの穂刈翔希(3年)は「自分たちがやってきたことは全て出せた。後悔はない」と言葉を振り絞った。
六回裏無死一塁で穂刈に打席が回ってきた。「(三回に)先制点を取られてしまった。絶対に打撃で貢献したかった」と右前打でつないだ。敵失もあり、無死二、三塁の好機となり、その後の意地の1点につながった。
大差はついたが、穂刈は3打数3安打と打撃で気を吐いた。「相手が一枚上手だった。みんなと野球ができて良かった」と悔しさを押し殺し、感謝した。