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《2020年夏季茨城県高校野球大会》4回戦 竜一 海老原幹、救援で力投

水海道二-竜ケ崎一 3番手で登板した竜ケ崎一のエース・海老原幹=ノーブルホーム水戸
水海道二-竜ケ崎一 3番手で登板した竜ケ崎一のエース・海老原幹=ノーブルホーム水戸


○…竜ケ崎一は惜しくも敗戦を喫したが、六回からマウンドに上がったエース海老原幹汰(3年)は伝統校の背番号1の誇りを存分に示した。

前日の水戸商戦は9回149球を投げ抜き、1点差の接戦を制した。この試合は救援投手として準備。0-2とリードを許す展開となった六回表に出番がやってきた。

「疲れはあったが、気持ちで投げるという思いだった。流れを変えるつもりだった」。この回は1点を失ったが、続く七回は直球で押し切り2〜4番を3者三振に仕留めた。

2点を追う九回裏2死走者なしで打席を迎えた。「ここで終わらせまい」と意地の中前打。最後まで諦めない姿勢を見せたエースは「役割を果たせたか分からないが、最後まで仲間のために戦うことはできた」と胸を張った。

■竜ケ崎一・津脇義明監督(54)

打線が本調子ではなかったが、相手にうまくやられて完敗。3失点目が大きかった。



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