《2020年夏季茨城県高校野球大会》準々決勝 水城2年生樫村 修正重ねて粘投
○…敗れはしたが、水城の2年生エース・樫村佳歩の粘投が光った。
九回を除き毎回走者を背負う苦しい投球となっった。六回は2死一塁から四球を与えピンチをつくり、そこから連打を浴び2失点を喫した。気後れした場面で制球が乱れ、「強気に攻め切れなかった」と反省した。
だが、しっかり修正も重ねた。「点を取られたら取られたで仕方がない。下半身で投げることを意識した」と切り替えた。3併殺を奪い、最終回は初めて三者凡退に打ち取った。
甲子園がなくなっても、必死に練習を続ける先輩たちの姿から学ぶことは多かった。「自分が絶対抑えるという気持ちで、やっていかないといけない。先輩たちの分まで甲子園を目指す」と、さらなる成長を誓った。