《2020年夏季茨城県高校野球大会》準々決勝 多賀の9番大内 意地見せ2安打
○…多賀は相手投手を攻略できず苦しんだが、9番大内洸輝(2年)がチーム全ての2安打を放ち意地を見せた。
三回表に二ゴロを捕球した後、一塁へ悪送球。失点につながった。
ミスを取り返そうと臨んだ六回の第2打席。内角を突いてくる相手に対して、ホームベースからやや離れて立った。「自分の立ち位置からだと甘い球だった」と内角の直球を中前にはじき返した。
7点を追い掛ける八回。ベンチで控えていた3年生3人が代打で出場した後に第3打席が巡ってきた。その3年生たちが「刺激になった」。2死一塁から左前安打を放ち後ろにつないだ。
3年生とは仲が良く意見も言い合える関係だという。「今まで一緒に野球ができて楽しかった」と感謝の気持ちを語った。