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《第73回秋季関東高校野球》準決勝 常総の伊藤琢、チームに勢い 驚異の打率6割超 四回、2点三塁打

東海大甲府─常総学院 4回裏常総学院2死一、二塁、伊藤琢が右中間に2点三塁打を放つ=千葉県野球場
東海大甲府─常総学院 4回裏常総学院2死一、二塁、伊藤琢が右中間に2点三塁打を放つ=千葉県野球場


◇秋季関東高校野球大会準決勝(常総学院10-0東海大甲府、31日・千葉県野球場)

四回、常総学院の2番伊藤琢磨(2年)が右中間を破る2点三塁打を放ち、チームに勢いを与えた。

1点をリードして迎えた四回。押し出し四球と犠飛で2点を追加した後の2死一、二塁で第3打席を迎えた。「つなぐ意識だけだった。ボールが見えていた」。粘りながらの7球目、内角高めに浮いた直球を捉えると、ボールは高く上がった。「落ちろ」と祈りながら全力疾走。チームにとって、この試合初めての長打で勝利をぐっと引き寄せた。

1回戦からの3試合で12打数8安打と絶好調だ。「結果が出ていて自信が生まれている」と喜ぶ。ここまで来れば優勝が具体的にちらつく。決勝の相手には昨年の1回戦で敗れている。「優勝する。昨年の借りを返したい」と雪辱を期した。



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