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《第73回秋季関東高校野球》決勝 常総・岡野が初先発、奮起 3安打2打点

高崎健康福祉大高崎-常総学院 5回裏常総学院2死三塁、岡野が中前適時打を放ち1点を返す=千葉県野球場
高崎健康福祉大高崎-常総学院 5回裏常総学院2死三塁、岡野が中前適時打を放ち1点を返す=千葉県野球場


◇秋季関東高校野球大会決勝(常総学院7-9健大高崎、1日・千葉県野球場)

チーム初の打点を挙げ反撃の口火を切ったのは、この日が初スタメン起用となった岡野慎之助(2年)だった。

五回表を終え0-5。打線もわずか3安打に抑えられ、コールド負けもちらつく展開だった。その裏、2死三塁で第2打席が回ってきた。追い込まれた後の5球目、内角の直球に食らいついた。打球は中前適時打となり、チームに勢いをもたらした。

二塁手の太田和煌翔(きらと)(1年)のけがもあり、巡ってきた先発出場で、5打数3安打2打点の活躍。「これまで自分は何もできなかった。チームの勝ち上がりがうれしい半面、悔しい気持ちもあった」とバネにした。

ただ、チームは敗れ、「接戦を勝ち切れず、太田和に優勝をプレゼントできなかった」と悔いた。それでも、「センバツという大きな目標が見えたので、そこに向かって意識を高めていく」と前を向いた。



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