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《第73回秋季関東高校野球》決勝 常総ミス多発、逆転許す

高崎健康福祉大高崎-常総学院 9回表、1死二塁のピンチを迎え、マウンドに集まる常総学院内野陣=千葉県野球場、吉田雅宏撮影
高崎健康福祉大高崎-常総学院 9回表、1死二塁のピンチを迎え、マウンドに集まる常総学院内野陣=千葉県野球場、吉田雅宏撮影


◇秋季関東高校野球大会決勝(常総学院7-9健大高崎、1日・千葉県野球場)

同点で迎えた延長十一回表、エース秋本璃空(2年)が相手先頭打者の内角へ投じた直球は、右翼スタンドへと運ばれた。「直球が走っていなかった」と秋本。体の重さは感じていなかったというが、疲労はたまっていたのかもしれない。2死とした後にも痛恨の2発目を浴び、勝負が決まった。

だが、秋本ばかりを責めることはできない。田辺広大主将(同)は「一つの小さなミスが敗因につながる」と語る。その言葉通り、この日は細かなミスが多発した。

失点直後の一、二回は無死から走者を出したが、次の打者はいずれも併殺打に倒れた。三回もセーフティーバントで出塁した岡野慎之助(同)がけん制死。完全に相手のペースに持ち込まれた。

その後、粘り強く相手を打ち崩し、七回に逆転し、2点をリードした。主将は「これで勝ったわけではない。一回一回やっていこう」と声を掛け、気持ちを引き締めた。

しかし九回。1点差とされ、なおも2死二塁から相手3番の放った打球は右翼へ。右翼手・宮原一綺(同)が追い、つかんだかに思えたが、グラブに当たり落ちた。記録は二塁打。田辺は「チームとしての声掛けが足りず、打球への準備が不十分になってしまった」とみた。同点となり、つかみかけた優勝がすり抜けていった。

昨秋に敗れた相手への雪辱は果たせなかった。田辺は「この負けを無駄にしない。走塁、守備、打撃それぞれで見えた課題を修正する。冬場にパワーアップして春を迎えたい」と誓った。



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