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センバツ2回戦 常総学院、八回に4点返す 伊藤琢、意地の左前打

常総学院-中京大中京 8回裏常総学院2死一、三塁、伊藤琢が左前にチーム初の適時打を放つ=甲子園
常総学院-中京大中京 8回裏常総学院2死一、三塁、伊藤琢が左前にチーム初の適時打を放つ=甲子園


◇選抜高校野球大会第8日(2回戦・中京大中京15-5常総学院、27日・甲子園球場)

10点を追う八回裏、常総学院打線が意地を見せた。この回から代わった相手投手の立ち上がりを攻め、4点を返した。

「最後の2回で5点取ろう」と島田直也監督は選手たちを鼓舞。ナインは円陣を組んで攻撃に向かった。

先頭の秋本璃空(3年)、田辺広大(同)が連続安打で好機をつくると、代打・柴田将太郎(同)が1死満塁から押し出し死球。続く1番・宮原一綺(同)は中犠飛を放ち、これで2点を返した。

さらに、2死一、三塁で伊藤琢磨(同)が第5打席目を迎えた。初回には犠打失敗、二回には守りでのミスがあった伊藤琢は「流れを悪くしてしまった。取り戻したかった」と気合を入れ、内角直球を左前に運び、チーム初の適時打とした。続く三輪拓未(同)にも右前適時打が生まれた。

試合を通して、「自分に足りない部分が見つかった」と伊藤琢。「夏に向けて練習からしっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。



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