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センバツ2回戦 常総学院・太田和、全打席で出塁

常総学院-中京大中京 3回裏常総学院無死走者なし、太田和が右前にチーム初安打を放つ=甲子園
常総学院-中京大中京 3回裏常総学院無死走者なし、太田和が右前にチーム初安打を放つ=甲子園


◇選抜高校野球大会第8日(2回戦・中京大中京15-5常総学院、27日・甲子園球場)

常総学院の8番打者・太田和煌翔(2年)がチーム初安打を含む2安打を放つなど全打席で出塁し、存在感を示した。

3点を追う三回裏、先頭で打席が回ってきた。打線は相手の151キロ右腕・畔(くろ)柳(やなぎ)亨丞(3年)に無安打に抑えられていた。「自分からチャンスをつくっていく」という気持ちで構え、2球目の139キロの直球を右前にはじき返した。得点には結び付かなかったものの、初安打でチームの士気を高めた。

対戦相手が決まった後、畔柳の速球に対応するための練習を積んできた。「目線を下げて、高めに浮いてくる球を狙うようにした」。対策が功を奏した。

1、2回戦で計4安打を放ったことは「自信になった」と振り返る。夏に向けて「ボールの見極めをしっかりやっていきたい」と課題を得た様子だ。



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