◆2024年 1月◆
審査評 飛び立つ瞬間、感じる希望
今年最初のフォトコンテストには、年末年始の行事やイベント、日の出などをモチーフにした作品を中心に140点の応募がありました。
最優秀賞は丸森勝造さんの「新年の飛翔」です。神々しいまでに満ちた光の中、一羽のサギが飛び立つ瞬間を縦位置で切り取りました。撮影日は元日だそうです。高速シャッターで捉えた水面を蹴る鳥の後ろ姿は、タイトルとの相乗効果もあって、見る人に希望を感じさせます。抽象的なイメージを上手に視覚化した作者のセンスが光っています。年明けにふさわしい1枚です。
優秀賞には桜井孝さんの「だるまさんがころんだ」と佐藤次男さんの「二人の世界」が選ばれました。「だるまさんがころんだ」は、振り返ろうとする鬼と、とっさに動きを止めようとする2人。神社の境内で遊ぶ3人の躍動感がよく伝わる作品です。どこか懐かしい雰囲気も訴求力になっています。
「二人の世界」は、交流サイト(SNS)でも話題の〝映え〟スポット。撮影用に演出された場所ですが、爽やかなモデルに恵まれたこと、構図を厳密に決めたことで作品に昇華しています。(写真映像部)
新年の飛翔
「だるまさんがころんだ」 桜井孝(常総市)
キヤノン 18~135ミリ f5.6 1/250秒 ISO400=境町
二人の世界
雲海
マジックアワー
茜色に染まる
燃ゆる冬空
元旦神輿
ハイ撮って
夜明けの詩
一斉放水
匠の調べ
参道染める