◆2026年 1月◆
初日の神々しさ強調
2026年最初の紙上フォトコンテストには、年末年始の行事やイベント、冬の凛(りん)とした空気感が伝わる風景など、94点の応募がありました。
最優秀賞は、大和田健さんの「初日に祈る」です。筑西市の母子島遊水地から見る初日の出。人気の撮影スポットですが、カメラマンの列を写し込むことで独自の風景に仕上げました。絞りをF16まで絞り込み、初日の神々しさを強調するテクニックも効果的です。筑波山を映す静かな水面や雲の表情などの好条件も加わって、年の始めにふさわしい、希望を感じる作品になっています。
優秀賞には石嶋智雄さんの「薄氷の主張」と川村昇司さんの「落葉と遊んで」が選ばれました。「薄氷の主張」は、色彩に乏しい冬の風景の中に、鮮やかな虹色を見つけ出しました。氷に光が反射して輝く様子を〝主張〟と表現しているあたりにも作者の感性の鋭さを感じます。
「落葉と遊んで」は、イチョウの葉を舞い上げる女の子の生き生きとした表情を見事に捉えています。背景の取り込み方や絞りの選択も心地よく、スナップ写真のお手本のような作品です。(写真映像部)


「初日に祈る」 大和田健(筑西市)
キヤノン 16~35ミリ f16 1/50秒 ISO100=筑西市


「薄氷の主張」 石嶋智雄(結城市)
キヤノン 24~105ミリ f8 オートISO400(PLフィルター)=栃木県

「落葉と遊んで」 川村昇司(水戸市)
ニコンD780 70~200ミリ f6.3 1/1000秒 ISO800=水戸市


「降雪 満月 星 そして 愛宕山にたなびく もや」 矢口正彦(笠間市)

「心頭滅却」 桜井孝(常総市)

「雪原を行く」 平沢徳孝(常陸太田市)

「霧中のサイクリング」 糸井隆(常陸大宮市)

「寒気の魔法」 松山京子(笠間市)

「神馬参道を駆け上る」 須田政雄(日立市)

「光の海で」 笹島為典(城里町)

「集団捕獲」 佐藤邦夫(東海村)

「山並み遥か」 仲根正道(城里町)

「泥まみれ」 佐藤次男(常陸大宮市)










