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復興誓う「北条市」つくば竜巻1年

竜巻が北条商店街を襲った時刻に合わせて黙とうする住民たち=6日午後、つくば市北条
竜巻が北条商店街を襲った時刻に合わせて黙とうする住民たち=6日午後、つくば市北条


つくば市北部などを襲った竜巻の発生から丸1年を迎えた6日、被害が集中した同市北条の北条商店街で復興を祈念する「春の北条市」が開かれ、大勢の家族連れでにぎわった。また、市が主催する竜巻災害報告会も開かれ、被災者らが犠牲者の冥福を祈るとともに、あらためて街の復興を誓った。

多くの建物の屋根が吹き飛び、電柱が倒れるなどの被害を受けた北条商店街。北条市は、街のにぎわいを取り戻すのを狙いに開かれた。商店街に多くの屋台が並び、商店主や住民が観光客らに街の復興をアピール。住民らは竜巻が襲った午後0時46分に合わせ、近くのお寺の鐘の音が響く中、犠牲者に1分間の黙とうをささげた。

北条街づくり振興会の坂入英幸会長は「修繕中の住宅もあり、復興はまだ6割ほど。慌ただしい1年で心身ともに疲れていると感じるが、復興に向けて努力していきたい」と話した。

また、竜巻災害報告会が同市北条の市民ホールつくばねで開かれ、市民約60人が復旧状況などの説明に耳を傾けた。報告会に参加した市原健一市長や同市議らが、冒頭で黙とうをささげた。

市によると、竜巻で発生したがれきなどの災害廃棄物の処理はほぼ終了。2月までに約1万2500トンを処分し、処理費用は約3億7千万円に上った。

市原市長は「被災地にはまだブルーシートも残り、自宅に戻れない人もいる。地域の復興はこれから。被害を風化させることなく、しっかり災害に備えたい」と述べた。

本県と栃木県にまたがり複数発生した昨年5月6日の竜巻で、同市は死者1人、負傷者37人、建物約1100棟が損壊する最も大きな被害を受けた。



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