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選手2人、パラオ派遣 常陸大宮市、結団式で激励

パラオのロードレースに出場する木村世奈さん(右)と久留戸黛良さん(左)=常陸大宮市役所
パラオのロードレースに出場する木村世奈さん(右)と久留戸黛良さん(左)=常陸大宮市役所


2020年東京五輪・パラリンピックで、パラオ共和国の事前キャンプ地となる常陸大宮市は、同国で30日に開かれるロードレース大会に、選手2人を派遣する。結団式が5日、市役所であり、選手らが決意を述べた。

派遣されるのは市内の会社員、木村世奈さん(25)と千葉県成田市の高校3年、久留戸(くると)黛良(たいら)さん(18)。2人は去る1月15日、市内のゴルフ場で開かれたクロスカントリー大会で、優秀な成績を収め、選ばれた。

結団式で三次真一郎市長は「市だけでなく日本の代表として、優勝を狙ってほしい」とあいさつ。市体育協会の安野茂雄理事長は「パラオのいい空気を吸って走り、素晴らしい記録を出して」と激励した。

ユニフォームを受け取った2人は、海外でのレースは初めて。木村さんは「暑さに強いので、全力で走りたい」、久留戸さんも「代表として恥じない結果を出したい」と意気込みを語った。

ロードレース大会は同国の独立を記念して開催。5キロと10キロの部があり、2人は5キロに出場。26日、随行の市体協職員とともに出発する。 (蛭田稔)



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