次の記事:10代女性をわいせつ目的誘拐、容疑で男逮捕 茨城県警神栖署 

県政の巨人悼む 山口武平さんお別れの会 麻生財務相ら出席

山口武平さんのお別れの会で出席者を迎える梶山弘志自民党県連会長(左)ら=水戸市千波町の水戸プラザホテル、菊地克仁撮影
山口武平さんのお別れの会で出席者を迎える梶山弘志自民党県連会長(左)ら=水戸市千波町の水戸プラザホテル、菊地克仁撮影


7月に97歳で亡くなった元自民党県連会長、山口武平さんのお別れの会(代表・梶山弘志自民県連会長)が1日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで開かれた。麻生太郎副総理兼財務相ら自民党関係者をはじめ、国会議員、大井川和彦知事、市町村長、遺族ら県内外の政財界から約千人(主催者発表)が訪れて献花し、「県政界のドン」と称された山口さんを悼んだ。

式辞で梶山会長は、県連幹事長、会長を歴任し県議会議長を2度務めた山口さんの功績を紹介。「指導力、統率力を遺憾なく発揮した。中央政界にも友人、知人が数多く、茨城に山口在りと知れ渡った。政党人としての大きなかがみを失った悲しみは尽きることはない」と業績に敬意を表し、冥福を祈った。

遺族代表で長男の武憲さん(64)は、山口さんが4月に大腸出血を起こして入院し肺炎を併発し、「肺炎がなかなか治らず、7月27日に老衰で亡くなった」と説明し、来場者に謝意を述べた。

安倍晋三首相はビデオメッセージで「まさに巨星落つ。今も信じられない」と死を惜しんだ。(黒崎哲夫)



茨城の求人情報

全国・世界のニュース